ピーター・ジャクソン監督の1作目「旅の仲間」は2002年とクレジットされていましたので、なんと20年も前になります!(月日が経つのは早いものですね汗)
映像などはおそらくですがリマスターされており、以前に映画館やDVDで見た時の美しさの印象も変わらないまま、最後まで見ることができました✨
エルフたちの話すエルフ語は、原作者のJ.R.Rトールキンが考えたそうなのですが
エルフたちの外見同様に響きが美しく、ちょっとライトランゲージのようだなあと思いました。
エルフ=妖精ですから、ライトランゲージだと解釈しても不思議ではないですよね。
ものすごく分厚くて大きい本でしたが、通勤の時に頑張って毎日持ち歩いたことを思い出します。
とても壮大な話で、こちらはホビットではなくエルフ中心のお話になっていました。
映画館で「王の帰還」のラストを見た時には、椅子から立ち上がれないくらいに号泣してしまったのですが😢
今改めて見返すと、また個人的な新しい考察が出てきました。
主人公のフロドは全種族の希望を携えて、滅びの山へ指輪を捨てに行きます。
道中たくさんの恐ろしい目に合い、何度も死にかけたり、指輪に心身をむしばまれていきます。
おまけに途中から厄介者のゴラムも同行することとなり、また更に苦しめられる事になります。
当時本を読んで映画を見終わった後は、「なんであんなにフロド1人が、癒しきれないようなつらい目に合った上に、西の国(私は当時は黄泉の国と解釈しました)へ行くなんて・・・
バッドエンドともいえるのでは」と思っていました。
ですが今回見返してみると、フロドは中つ国で全種族の罪を引き受け、地球で言わばキリストのような役目を終えたから、、
エルフ達や魔法使いのガンダルフなどと一緒にアセンションできたのかな、と思ったのです。

対照的にゴラムは、友人を殺した罪悪感、執着や憎しみなどのいろいろなネガティブに打ち克つことができず、フロドとかかわることで一旦は更生しかけるも再び闇堕ちし、滅びの山に落ちてしまいました。
フロドとゴラムの関係性というのも、ちょっと象徴的だなと思います。
光が強まると闇も強まる・・・
そして最後は光の象徴的フロドが、闇堕ちしたゴラムに結果的に救われるというのも、通り一遍のヒーロー的なお話とは違いますね。
フロドとゴラムは指輪を葬り去る過程においては、両輪のような存在であったのかもしれません。
あとアセンションという観点で考えると、ビルボも西の国行きの船に乗りますが、彼はまだ指輪への執着が残っていそうでしたので、どうなのか?と思う所もあります。
指輪をフロドに託して大業を終わらせることができたから、ボーナスポイントのようなものがたくさんついて、アセンションできたのかもしれませんね。笑
そして明日から、アマゾンプライムオリジナルで、新しいシリーズ「力の指輪」が始まりますね!
こちらも多分視聴すると思います。
ここに埋め込みました動画以外にも、バージョンがたくさんありましたので、気になる方はチェックされてみてくださいね😉
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