両極の統合が困難を極めた「戦場」。
オリオン人は、シリウス、琴座、ベガ人の子孫である。
オリオンは地球と直接的なつながりを持つ。
オリオンはとても長い間、戦場となった場所である。
世界的に有名な映画「スターウォーズ」は、オリオンの過去の戦争を再現しているという人は多い。
他にもオリオンでの戦いを反映している映画や作品は数多く存在する。
琴座で端を発した2極性の争いは、舞台をオリオンへ移して宇宙大戦争に拡大した。
支配する側(オリオン帝国)、支配される側、そして抵抗軍というおもに3つの陣営に別れ、更に他の惑星のスターピープル達も巻き込み、気が遠くなる程に長い間、戦争状態が続いた。
しかしながらそんな中でも、高度に進化したオリオン人達が存在していたのも事実である。
オリオン人は、感情のサイキックコントロールに長けていた。
そして一旦オリオン人として転生すると、そのカルマの輪から脱出するまでには途方もない時間がかかった。
オリオンから拡大した戦争は決着がつかず、長い間膠着状態となっていたが、
上記の3つの陣営(支配する側、される側、抵抗軍)のどこにも属さない、「ニュータイプ」といっても良い新しいオリオン人達があるときに生まれてきた。
彼らはもともと不安や恐れが少なく、愛と光をもって統合に向かうことを体現していた。
彼らが現れたことにより、抵抗軍もまた、抵抗することによって争いにエネルギーを注いでいたということに気が付いた。
オリオン人達はようやく争うのをやめて、統合に向かい始めた。
現在のオリオンは、戦いの傷を癒やし終えて進化の道を進んでいる。
現在の地球人にも過去のオリオン人の記憶が入っているため(戦争の際に脱出して地球に転生して来たオリオン人など)
現在地球で繰り返されている争いは、オリオンの頃のドラマを繰り返している。
だが過去のオリオンの苛烈を極めた戦いに比べれば、まだ良き進化の道は残されている。
これから地球人がどんな選択をするか、多くのスターピープル達は固唾をのんで見守っている。
引用および参考文献
「プリズム・オブ・リラ 銀河系宇宙種族の起源を求めて」
1992年8月20日 初版第一刷発行
著者:リサ・ロイヤル、キース・プリースト 翻訳:星名一美
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